ラ マルカ家は 1950 年代からワイン生産に従事している。

ジョヴァンニがノーラで最初のワイン生産を始めて以来、3 世代にわたってその伝統は引き継がれてきた。 

今日、カンティーネ ラ マルカは絶対的な価値を持つワイナリーのひとつであり、そのルーツはカンパニア州 DOCG の醸造地イルピニアにある。 ミケーレとジャンニ・ラ・マルカ父子が、革新的な決断をし、意思決定と生産のあらゆる側面を自ら担当すること で、家族経営を継続、強化、進化させたのはパロリーズでの事であった。

現在も管理部門で活躍するミケーレと、アヴェッリーノでワイン醸造学を学んだ後、得た知識をすぐに実践すること を決意したジャンニが、新しいブランド「テッレ・デル・プリンチパト」(サンニオ、イルピニア、ナポリ領域まで を含む古代のプリンチパート・ウルトラ地区へのオマージュ)を設立し、会社を率いている。
イルピニア ワイン保護区の中心で、ジャンニはグレコ・ディ・トゥーフォとフィアーノ・ディ・アヴェッリーノの 生産に情熱を傾け、父親の助けを得て堅実で常に進化するビジネスのスタイルを構築してきた。 ラ・マルカ家は伝統、情熱、直感を原動力にしつつ、カンパニア州、ひいてはイタリアにおいて主要なワイン生産者 のひとつとしての地位を確立している。